この世界は、生きづらくて、あたたかい。元殺人犯の男が見た、あまりにも美しい空『すばらしき世界』
「今度こそ、まっとうに生きる。」
あらすじ・ストーリー
殺人を犯し、13年の刑期を終えて出所した三上(役所広司)。
人生の大半を刑務所で過ごしてきた彼は、社会のルールやデジタル化された現代の変化に戸惑いながらも、自立を目指してもがき続ける。
そんな彼の真っ直ぐすぎる性格は、周囲の人々と摩擦を生む一方で、次第に彼らの心を動かしていく。しかし、社会の現実は彼に容赦なく牙を剥くのだった。
主要キャスト
- 三上正夫:役所広司
- 津乃田龍太郎:仲野太賀
- 吉澤遥:長澤まさみ
- 庄司勉:橋爪功
- 松本良介:六角精児
- 井口久俊:北村有起哉
正しさとは何か。心をえぐる鑑賞レビュー
【感想1】役所広司の演技に圧倒される
★★★★★ (5.0)ただ怒っているだけの怖い人に見えて、ふとした瞬間に見せる子供のような笑顔。役所広司さんの演技が凄すぎて、三上という人間が実在しているかのように感じました。彼を抱きしめたくなる映画です。
【感想2】タイトルの意味を考えると涙が出る
★★★★☆ (4.5)世界は素晴らしいけれど、その「素晴らしさ」の中に三上の居場所はあるのか。ラストシーンを見上げた空の青さが目に焼き付いて離れません。優しさと残酷さが同居する傑作です。

