記憶の霧が晴れるとき、真実が浮かび上がる。カズオ・イシグロ原作、静かなる衝撃のミステリー。
「あの夏の記憶は、本当に正しかったのだろうか。」
あらすじ・ストーリー
1980年代のイギリス。作家を目指すニキは、長崎出身の母・悦子(広瀬すず/吉田羊)から、戦後の長崎での記憶を聞かされる。
それは、悦子が出会った不思議な女性・佐知子(二階堂ふみ)とその娘の物語だった。
しかし、語られる過去にはどこか違和感があり、ニキはやがて母がひた隠しにしてきた「ある秘密」に辿り着く。
主要キャスト
- 緒方悦子(過去):広瀬すず
- 佐知子:二階堂ふみ
- 悦子(現在):吉田羊
- 緒方二郎:松下洸平
心に静かな波紋が広がる。鑑賞レビュー
【感想1】広瀬すずの抑えた演技がすごい
★★★★★ (5.0)これまでの明るいイメージとは一転、戦後の長崎で何かを抱えて生きる女性を静かに演じきっていました。ラストの展開を知ってからもう一度見直すと、彼女の表情の意味が全く違って見えて鳥肌が立ちます。
【感想2】美しい映像と、残酷な真実
★★★★☆ (4.5)タイトルの通り、映像の光の使い方がとても美しい。けれど、その美しさの中に隠されたミステリーはあまりに残酷で切ない。見終わった後、しばらく動けなくなるような余韻が残る名作です。

